北畠の将棋教室 <特別編>
朝日アマ名人戦全国大会の報告! 2014/04/04

【テーマ図】 ここからの私なりの正解は?

 

 今回
315日に開催された朝日アマ名人戦全国大会の報告を兼ねて、ためになることを述べたいと思う。これも将棋教室の一部です。 まず、私の経験から全国大会で大切なことは絶対的な棋力はもちろんだが、得意戦法を持つことだ。戦型の慣れは消費時間においても有利になります。第1図は1回戦、先手私北東北代表対後手藤井真司さん山陰ブロック代表の対局。後手△3三銀を△4二銀と引いた局面です。これが勝敗のポイントでした。残り時間は双方10分ぐらい。ここで攻めを選び、▲2二角成、△同金、▲2三歩(余分)、△同金、▲5三桂打、△3二玉、▲6一桂成、△同飛、▲5三桂成としたが、△6六歩(第2図)が厳しすぎました。以下、▲6六同金、△3九角、▲4二成桂、△同玉、▲7五角に△8三桂(第3図)が冷静な手で負けました。第1図で私なりの正解は▲6六歩打(第4図)です。非常に指しにくい手だが、長期戦辞さずの精神が大切。以下、先手には▲5三桂、▲5四桂、▲2三歩、▲2五歩などが残っています。早く勝ちたいは必ず反撃がつきものです。攻めたいのを我慢して、相手に手を渡す。頭ではわかっていましたが、指し手は別でした。一手の我慢の大切さを身にしみてわかりました。参考になりましたでしょうか。

    

北畠 悟

<了>


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